顎や口周りの大人ニキビができてしまったというときに口内炎も同じ時期にできてしまうという経験はないでしょうか。顎ニキビと口内炎は関係しているのでしょうか?
実は顎ニキビと口内炎は関係しています。しかしそれは口内炎が原因で顎ニキビができるということではなく、ストレスや胃腸の不調などが原因で口内炎やニキビとして現れるということになります。ここではその原因と対処法をご紹介します。
顎ニキビと口内炎の原因
ストレスや胃腸の不調が原因で顎や口元にニキビができてしまうことがあります。ストレスで自律神経が低下してしまったり、胃や腸に負担がかかってしまうと新陳代謝が下がりニキビができやすくなってしまうのです。
同じようにこのストレスや胃腸の調子が原因で口内炎もできやすくなります。口内炎にはウイルスや物理的な刺激が原因となることもありますが、ストレスなどが原因の口内炎をアフタ性口内炎(潰瘍性口内炎)といいます。ストレスや寝不足により免疫が低下してしまったり、ビタミンB2などの栄養が不足している時に発生します。
顎ニキビと口内炎を治すには
胃腸の負担を減らす
ストレスを溜めないように気をつけることも大事ですが、まずは胃腸に負担をかけないように意識しましょう。暴飲暴食はもちろん、刺激物、お酒などのアルコール、スナック菓子、揚げ物など脂っこいものは食べ過ぎないようにしましょう。
また胃に負担をかけないためには、十分によく噛んで食べる、食物繊維の豊富な野菜を摂るなども有効です。
ビタミンを摂取する
あごのニキビにも口内炎にも共通して必要な栄養素はビタミンB2やビタミンCです。特に新しい細胞を生み出すためにビタミンB群は欠かすことができません。この栄養素はストレスや飲酒によって消費されてしまうため日頃からバランスの良い食事からビタミンB群を摂ることを意識しましょう。なかなか食事から摂る栄養が十分でないという場合はビタミン剤などを活用して補うようにしましょう。有名なものだとチョコラBBなどがあります。
まとめ
顎や口周りの大人ニキビは原因が複雑ですが、その原因を知ることが解決への近道となります。口内炎が併発する場合はストレスや胃腸の不調のサインということになります。日常生活で胃腸にできるだけ負担をかけないように意識し、正しいスキンケアを行うことによってニキビも口内炎も同時に解決していけるようにしましょう。