顎フェイスラインのニキビは季節による影響を受けることがあります。一般的には空気が乾燥して体が冷える冬にできやすいと言われています。しかし、顎ニキビが夏になると多発する、大きなにきびができて赤く炎症を起こして悪化してしまうというケースもあります。大人ニキビは夏には夏の注意点があるので、ここでは夏に顎ニキビが出来やすくなってしまうという人のための原因と対策をご紹介していきます。
顎のニキビが夏に悪化してしまう原因と対策?
夏は皮脂の分泌量が増える
原因:夏は皮脂が多く分泌されて肌がべたついてしまうということがありますよね。すると皮脂をエサとして増殖するアクネ菌などの菌が増えてしまってニキビが炎症を起こしてしまうことになります。
対策:汗や皮脂を取り除きたいからといって洗顔シートでなどでゴシゴシ拭き取ったり、洗顔を必要以上におこなってしまうと逆に乾燥してしまったりとさらにニキビが悪化してしまう可能性があるので注意が必要です。また、ビタミンC、ビタミンEなどの栄養をとることも意識しましょう。
ホルモンバランスの乱れ
原因:冬は冷えが原因でホルモンバランスが崩れてしまうことがありますが、夏は過剰な皮脂や汗の分泌、暑さなどでホルモンバランスが乱れがちになります。また、夏は冷房によって冷えてしまうこともよくあり、新陳代謝が低下してしまってこれもホルモンバランスに悪影響を及ぼしてしまいます。
対策:ホルモンバランスの乱れは顎ニキビの主要な原因の一つでもあります。最近ではエアコンなどのせいで夏でも冷え性になってしまう人は多いです。特に女性の方はお腹、首、足首を冷やさないようにする、上着を持ち歩く、冷たい飲み物はできるだけひかえる、などしてできるだけ体を冷やさないように注意が必要です。
外部からの刺激
原因:夏は紫外線が強いこと、汗が肌にたまったり冷房により乾燥してしまったりと外部からの刺激が激しくなってしまいがちです。この刺激によって角質が剥がれてしまいニキビができやすくなってしまいます。
対策:紫外線は肌のバリア機能を低下させてしまうので、夏は女性でも男性でも紫外線対策はおこたらないでください。日焼け止めが汗によって落ちてしまいやすい場合はこまめに塗るようにしましょう。
また大切なのは夏であっても保湿に気をつけるということです。乾燥は冬というイメージですが、夏は表面は皮脂によってべたついているのに皮膚の内側は乾燥しているというインナードライという状態になってしまいがちです。乾燥は顎ニキビの大敵になるので乾燥を防ぐスキンケアは欠かさないようにしましょう。
まとめ
大人ニキビは冬に悪化するという人が多いですが、夏も油断できません。大人ニキビの間違ったケアとして皮脂をゴシゴシと洗って落とそうとするケースがよくありますが、大切なのは乾燥しないように保湿を徹底するということです。まずはニキビができないような肌質に改善していきましょう。