日本人はマスクをつけることが多く、花粉症やインフルエンザ、風邪の予防には必需品となっています。最近では顔を隠すためにマスクを使っている人も多く、「だてマスク」なんて言葉がでてきたり、ファッションの一部として使われることもでてきました。そんなマスクが顎や口周りのニキビの原因になっている?と疑問に思う人が多くいます。
実はマスクはニキビの直接的な原因というわけではありませんが、ニキビのできやすい環境になってしまったり、すでにできているニキビを悪化させてしまう原因となっているのです。
できるだけマスクは控えたほうがいいのですが花粉症、風邪予防をしたい人、職場ではマスクが義務付けられている人などマスクは手放せないという人のためにここではマスクによる影響の原因と対策をご紹介します。
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なぜマスクが顎や口周りのニキビに悪いの?
刺激をあたえてしまう
マスクをつけていると肌が摩擦によって擦れてしまいます。その刺激によってすでにできているニキビが悪化してしまったり、皮膚が刺激から守ろうとして皮脂を分泌することによってニキビが悪化してしまいます。
中でも敏感肌の人はマスクに含まれる抗菌剤によってかゆみや赤みがでてきてしまうケースもあるので注意が必要です。
マスクの内側が蒸れてしまう
マスクをつけているとマスクの中が蒸れてしまいます。ニキビの原因となるアクネ菌などの菌は湿度が高い環境を好むので、マスクの中で菌が繁殖してしまいます。
顎や口周りのニキビを悪化させないためには?
マスクを正しく使う
- まずはマスクを使い回さないようにすることが大前提です。使用したマスクは菌が付着しているので1日使ったら新しいものに交換するようにしましょう。
- マスクは少し大きめのものを選び、肌に刺激が少ないものを選ぶことが大事です。例えば、不織布のマスクを使っていると肌が敏感な人はニキビが悪化するだけでなくかぶれたり、かゆくなってしまいます。そこで、綿100%などの肌に優しいマスクを選ぶようにしましょう。ガーゼタイプのものや肌に触れる部分が綿100%のものがおすすめです。
保湿に気をつける
マスクは付けたときは中が蒸れていますが外すと乾いてしまいます。そのギャップで肌が乾燥してしまうことがあります。保湿しておけば、肌の乾燥や摩擦による擦れを和らげることができるので、保湿力のある化粧水を使う、クリームを使うなどして乾燥を防ぎましょう。
まとめ
ニキビができてしまってそれを隠したくてマスクをつけている人も多く、気持ちは痛いほどわかりますが、そのマスクが逆にニキビに悪影響を及ぼしているかもしれないので注意が必要です。マスクを着けないことが無難ですが、使い方によっては紫外線などの刺激から肌を守ることができたりというメリットもあるので、マスクとは上手に付き合っていくようにしましょう。