大人ニキビは顎やフェイスラインにくり返し出てきてしまうことが多いですが、多くは白ニキビとして出てきて白ニキビが悪化して赤ニキビや黄ニキビになってしまうことがよくあります。しかし、たまに黒いニキビができてしまうという場合があります。黒ニキビは白ニキビなどに比べてより目立ってしまうので早く改善したいという方も多いと思います。この黒ニキビはいったいどういう状態なのでしょうか、その原因と治し方についてご紹介していきます。
黒いニキビはどういう状態なのか?
黒ニキビは白ニキビができてから時間が経ち、毛穴が空くことによって(開放面疱)空気にさらされた皮脂が酸化して黒い吹き出物となった状態のことをいい、ブラックコメドなどと呼ばれることもあります。
顎の黒いニキビを治すには?
黒ニキビといっても初期段階の白ニキビから酸化した状態というだけなので、正しいスキンケアを行う、刺激を与えないようにする、生活習慣から改善する、など基本的に白ニキビの治し方と同じです。ただし、黒ニキビは空気中の雑菌が入りやすく炎症を起こしやすい状態となるので痛みやかゆみのある赤ニキビや黄色ニキビ、さらにはニキビ跡になってしまわないように早めのケアをこころがけましょう。
また、女性の場合は洗顔後流しきれなかったファンデーションが黒い角栓になってしまうこともあるので、化粧の洗い残しがなくなるように洗顔をすることが大切です。
まとめ
黒いニキビはまだ赤ニキビや黄色ニキビに比べて初期段階のものになります。この黒ニキビからさらに進行して炎症を起こしたり、ニキビ跡や色素沈着になってしまったりする前にケアするようにしましょう。皮膚科の薬などで一時的に緩和することは可能ですが、大切なのは正しいスキンケアと生活習慣の改善でターンオーバーが乱れないようにするなど、肌のバリア機能を高めて顎ニキビのできにくい肌質に改善していくことです。