ニキビを漢方薬で治す
そもそも漢方薬はニキビ、吹き出物に効くのでしょうか? 答えはイエス!です。ニキビは肌の症状であるため、ニキビを治すのには塗り薬を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。たしかに、皮膚科などの病院で塗り薬を処方してもらうというのもいいのですが、それはあくまでも外からの治療です。
ニキビの中でも、あご・フェイスライン・首などにできる大人ニキビは内側の健康面も影響しているので、漢方薬を使うことによって、根本的にニキビができにくい肌へと改善することができるのです。
「肌は内蔵を映す鏡」という言葉があるくらいです。
顎ニキビのできる原因
アゴのニキビができる理由は複雑で様々ですが、原因は内側の健康面に影響されていることが多く、ストレスやホルモンバランスによって肌荒れをおこすことがよくあります。女性の場合だと、生理前に女性ホルモンのバランスが崩れてしまい、顎や口周りによくニキビができるといったことがあります。気になった場合は婦人科でホルモンバランスを診てもらってもいいかもしれません。また、顎などは男性ホルモンの影響が出やすいとされているため、顎のニキビは男性ホルモンの影響もあるとされています。その他にも顎のにきびの原因は、腸の働き(便秘など)、肝機能の低下、貧血、冷えなどがあります。
いろいろ原因はあるようですが、顎のニキビは内側からも改善していくのがよさそうですね。
顎のニキビに効く漢方の種類とそれぞれの効果
ひとくちに漢方といってもいろいろあるので、顎ニキビなどの大人ニキビに効く代表的なものをまとめました。
当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん) | 冷え、むくみ、疲れやすい人、貧血に効く。 |
加味逍遥散(かみしょうようさん) | 便秘、ストレス。 ホルモンバランスを整える効果。 |
桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん) | 生理痛がひどい人。血液の循環を良くする効果。 |
十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう) | 腫れ物や痛いニキビに効果的。背中のニキビにも効く。 |
荊芥連翹湯(けいがんれんぎょうとう) | オイリー肌の白ニキビ、赤ニキビに効く。 |
温経湯(うんけいとう) | 血行をよくして冷え性を改善。 |
このように漢方薬は、ホルモンバランス、生理周期を整える、血行をよくする、ストレスの緩和などなど身体の内側から作用することによってニキビのできにくい体質へと改善していくことができます。
※漢方薬の飲む時間は食間がいいのか、空腹時がいいのかや水で服用するか白湯で服用するかは症状や体質によるため、処方してもらった漢方薬局や医師に相談するのが良いでしょう。
また、ここで漢方薬のメリット、デメリットについていくつか上げておきます。
漢方薬のメリット
- 根本的にニキビのできにくい体質をつくることができるため、皮膚科などでもらう抗生物質と違い、漢方薬は飲むのをやめても、やめた瞬間にニキビがまたできてしまうということにはなりません。体に負担が少ないのもメリットのひとつです。
- 顎ニキビなどの大人ニキビが改善されるだけでなく、頭痛や生理痛、便秘など健康面も改善される。
漢方薬のデメリット
- 効果が現れるのが遅い。顎ニキビなどはできるだけすぐに治したいものですが、漢方薬はふつうの薬に比べて即効性がなく、もちろん個人差はありますが、2週間くらいでなんらかの効果がではじめるという人もいれば、一年半以上継続が必要という人もいます。
- 漢方薬といっても副作用の可能性があります(胃のもたれや下痢など)。漢方薬を服用する場合は、成分中にアレルギーの有無を確認し、定期的に検査をすることをおすすめします。もしもちょっとおかしいなと感じたらすぐに飲むのをやめて医師に相談するようにしましょう。また、漢方薬も普通の薬と同様、適切な量を服用しなければ効果があらわれないことがあるので注意しましょう。
まとめ
このように漢方は内側からニキビをケアできる体質に改善でき、治癒力を高めることができます。しかし、それだけではなく睡眠を十分に取るなど規則正しい生活や食事がニキビ改善にはとっても大事だということは忘れないでください。それと、漢方だけでは効果がでるのに時間がかかることや顎やフェイスラインのニキビは内側だけでなく肌の乾燥などに原因があることが多いため、洗顔や化粧水などを使って内側からと外側からの二刀流でケアをおこたらないようにすることが大事です。