よく、妊娠中にニキビなどの肌荒れで、産まれてくる子供の性別がわかると言われますよね。他にも体毛が濃くなる、シミやそばかすが目立つと女の子など色々な噂があるようですが、実際には顎ニキビで、産まれてくる赤ちゃんの性別がわかるものなのでしょうか?
顎ニキビと赤ちゃんの性別
肌が荒れると女の子って本当?
結論から言ってしまうと、妊娠中のニキビと産まれてくる赤ちゃんの性別が関係しているという科学的な根拠はありません。たしかに、「妊娠中にニキビができると女の子だ」、「顎ニキビができたら男の子」というジンクスのようなものが存在しますが、実際には、吹き出物ができたけど男の子だった、子供は男の子も女の子も合わせて3人産んだけど毎回同じような肌荒れや体毛の変化があったという声もあるようです。
ということで、妊娠中のニキビは、ニキビの位置で占いができるといったものと同じ類で、やはりジンクスに過ぎないようです。欧米では、女の子がママの美貌を奪ってしまうことで肌が荒れると言われているくらいです。
強いて言うなら、女の子の場合には、ヒト絨毛性ゴナドトロピン(hCG)というプロゲステロンの産生をサポートするホルモンが多くなるということが考えられますが、顎ニキビができる要因はもっとたくさんあるので、ほとんど関係ないでしょう。
ニキビができるのはホルモンバランスの影響
妊娠初期になると、妊娠に必要なプロゲステロンという女性ホルモンが多くなることでニキビができてしまいます。それ以外にも、偏食や便秘、ストレスなどの要因も考えられ、1人目は肌荒れがなくても、2人目には肌が荒れてしまうというケースも少なくありません。
妊娠初期を過ぎるとニキビが改善されることもありますが、放置しておくとニキビ跡として残ってしまうので、できるだけ適切なケアをしてきれいな肌で過ごせるようにしましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか?妊娠中のニキビはほとんどがホルモンバランスや便秘などが原因として考えられるので、赤ちゃんの性別とは関係ないようです。
もちろんジンクスとしては楽しいですが、ニキビが悪化し、跡として残ってしまわないようにしっかりとケアを行っていきましょう。