顎ニキビなどの大人ニキビに効果がある食べ物はいくつかありますが、その中でも、意外かもしれませんが、バナナには顎ニキビに良い栄養素がいくつか含まれています。
朝バナナダイエットなどが一時期流行りましたが、実は肌にも良い食材でもあります。
ただし、バナナを食べる時には注意点もあるので、ご紹介していきます。
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なぜバナナが顎ニキビにいいの?
バナナにはニキビ改善に役立つ栄養素がいくつか含まれています。
ビタミンB類
ニキビにいい栄養素といったらビタミンB類で、その中でも ビタミンB6は積極的に摂りたい成分です。
よくニキビができたらチョコラBBなどを飲むように、ビタミンB6は皮脂分泌を抑えてくれたり、新陳代謝を高めてくれる効果があるので、ニキビやニキビ跡にも効果があるとされています。
また、バナナにはビタミンB6だけでなく、ビタミンB1やビタミンB2、ビタミンA、ビタミンC、ビタミンEなども含まれています。
便秘にもいい
そして、バナナは食物繊維が豊富なことと、オリゴ糖やナイアシンが含まれていることで、腸内環境を改善して便秘を改善してくれる効果も期待できます。
ちなみに食物繊維には水溶性食物繊維と不溶性食物繊維があり、便秘の症状によって水溶性食物繊維が効果的な場合と不溶性食物繊維が効果的な場合があります。
バナナは量自体は少ないですが、この水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の両方をもっているという特徴があります。
便秘などの腸の不調は顎や口周りのニキビの原因にもなるので、便秘の人には嬉しい食材です。
ストレスの緩和
もちろんストレスは肌の大敵です。ストレスのよって顎やフェイスラインにニキビができてしまう人も多くいます。
実は、バナナを食べることで、心を落ち着かせる効果があると言われています。
バナナには、セロトニンが含まれていますし、トリプトファンやビタミンB6、炭水化物といった栄養素も含まれていて、これらがセロトニンを増やすために必要となるため、結果的に精神的なストレスを緩和してくれるのです。
実はセロトニンはバナナ以外のフルーツにはほとんど含まれていません。
その他にもバナナには、ロイシン、イソロイシン、バリン、リジンといった必須アミノ酸を含んでいたり、カリウムなどのミネラル類やアミラーゼなどの酵素も含まれているため、美容・健康の面でもおすすめの食べ物です。
バナナでニキビ改善レシピ
バナナはそのまま食べてもいいですが、非常にアレンジしやすい食材ですので、色んなレシピでバナナを食べるのも楽しいです。
例えば、
- キウイとバナナのジュース
- バナナヨーグルト
- アボカド+バナナ+リンゴ+ハチミツのスムージー
- バナナ+豆乳
などお好みに合わせてアレンジしてみるのもいいでしょう。特にニキビにいいバナナとヨーグルトの組み合わせはオススメです。
バナナでニキビが悪化してしまうことも!?
これだけ肌に良さそうなバナナですが、食べ過ぎると太るだけでなく、 逆効果となってしまう可能性があります。
その理由としては、
- バナナにはカリウムが豊富なこと
- バナナは糖質が多いこと
- バナナは炭水化物が豊富なこと
があります。
この辺はいまだに完全に解明されていない部分なのですが、血糖を上げるものや高炭水化物のものを食べ過ぎるとニキビが悪化してしまう可能性が考えられます。
また、カリウムを摂取しすぎると吐き気や下痢などの副作用がでる可能性もあるので過剰摂取はNGです。
多くても1日2本までくらいにするのがいいでしょう。
バナナだけ食べるのではなく、あくまでもバランスのいい食事が大切です。
バナナの皮を使ってスキンケア?
バナナの皮を使ってマッサージやスキンケアを行うと肌がキレイになるといった情報もあります。
実際、バナナには殺菌成分や抗酸化作用のあるポリフェノール類が含まれるため、ニキビに効きそうな感じはしますし、保湿効果のある酵素も含まれています。
ただ、中にはアレルギー反応が出てしまう方もいますし、バナナの皮でこすることによってニキビへの刺激となってしまうことも考えられます。
この方法は科学的に証明されたものというよりも、民間療法のようなものなので、行う場合はあくまでも自己責任で行いましょう。
やはり、大人ニキビには 大人ニキビ専用の化粧品を使ってケアしていくのが最もおすすめです。
以上がバナナの顎ニキビに対する効果となります。
バナナには肌にいい成分がたくさん含まれていますが、ニキビにいいからといって食べ過ぎはNGです。
バナナのみで劇的にニキビが改善されるということは考えにくいですが、バナナならアレンジしてレシピにも組み込みやすいと思うので、ぜひ日頃のプラスαの食材として取り入れてみてはいかがでしょうか。