顎やフェイスラインや口周りにできる大人ニキビの原因は複雑ですが、「なんか疲れたな~」というときにできやすくなるという経験はないでしょうか?実はニキビと疲れは密接に関係しています。
3人に1人は疲労を感じているという現代の人々ですが、ここではそんな疲れによる顎ニキビについてご説明していきます。
なぜ疲れたら顎ニキビができるの?
身心の疲れ
現代人は仕事や学校で忙しく、どうしても疲れを感じてしまう環境にあるようです。体が疲れると、自律神経の交感神経が優位になります。その結果血液中に白血球の一種である「顆粒球」が増えだします。この顆粒球は死ぬときに活性酸素を周りに放出し、この活性酸素により、ニキビなどの肌荒れが起こってしまいます。
また、精神的にストレスを感じてしまうとホルモンバランスが乱れてしまうことによってあごにニキビができやすくなってしまいます。
内臓の疲れ
内臓の調子が悪いと肌荒れが起こってしまいます。特に胃腸が疲れていると顎や口元のニキビとして現れやすくなるので、注意しましょう。
肌の疲れ
紫外線や乾燥など外的な刺激によって肌が疲れ、皮膚の免疫が低下し、ニキビができやすくなったり、治りにくくなってしまうこともあります。日々のスキンケアを怠らないようにし、特に季節の変わり目などは注意しましょう。
疲れによる顎ニキビの対処法
・食生活を見直す
内側から疲れを解消するにはやはりバランスの良い食事は欠かすことができません。あくまでもバランスを意識することと、その中でもビタミンB1が疲れ解消にいいので、豚肉などビタミンB1が豊富な食材を意識して食べましょう。
・生活習慣を見直す
なかなか今の生活を改善するのは難しいかもしれませんが、できることなら睡眠時間を十分にとる、適度に運動をするということを生活に取り入れると疲れはより解消されやすくなります。
※過度の運動は疲れてしまい、逆効果となってしまうこともあるので注意しましょう。
・自分なりの疲れ解消法
あとは自分にあった疲れを解消できる方法があるといいでしょう。半身浴やハーブティーやアロマキャンドルなど香りで疲れを癒す、好きなお笑いをみてストレスを忘れるなど、自分流の解消法をもっておきましょう。
まとめ
以上のように疲れと顎ニキビは深く関係しているのです。最近意欲がわかない、イライラする、眠りが浅い、集中力がない、などの場合は慢性的な疲労かもしれません。疲れをできるだけ解消することと、肌のバリア機能を高めるために毎日スキンケアを欠かさないようにすることが重要です。