顎ニキビなどの吹き出物ができるとそこが「熱をもってる」ということがあります。その熱をもったニキビは赤みがあったり、腫れて痛みやかゆみをともなうということがあり、炎症が進んでいるサインということにもなります。ニキビ跡にならないためには扱いに少し注意が必要です。ここではその熱をもったニキビの原因と対処法をご紹介します。
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なぜ顎ニキビが熱をもってるの?
ニキビに限らず人間は炎症を起こすとその部分が熱感をもったりすることがよくありますよね。これは患部の血流を増加させてがんばって治そうとしているためです。つまり、顎ニキビが熱をもっているという状態はいい状態ではなく、炎症が進行したニキビであり、さらに悪化すると膿をもったニキビとなってしまいます。
原因はホルモンバランスの乱れやストレス、食生活など様々考えられますが、このように口周りや顎、フェイスラインにできる熱をもったニキビは中医学的には脾胃湿熱(ひいしつねつ)型といわれ、字からもなんとなくわかるように胃腸と関係しているとされています。
対処法
このような赤く熱をもったニキビはビタミンC誘導体の入った化粧品を行う、漢方を使う、または皮膚科で治療してもらうなどもいいですが(>>炎症を起こした赤ニキビの詳しい治し方はこちら<<)、炎症を起こしてしまった顎ニキビを今すぐ沈静化させたいという場合は、皮膚科で軟膏を処方してもらったり患部を冷やすといったことを行ってもいいでしょう。
患部を冷やす場合には、洗顔後に冷水でやさしくなじませる様にパッティングしましょう。化粧水でローションパックなどをしてもいいでしょう。
※ただし患部を氷や保冷剤などで冷やしすぎると冷えや乾燥の原因ともなりかねないので注意しましょう。
まとめ
以上が熱をもってる顎ニキビの原因と対処法となります。熱をもっているということは炎症が進み状態のよくないニキビということになります。炎症ニキビにならないように日ごろから正しいスキンケアを行いましょう。そして、患部は触れないようにし髪の毛なども当たらないようにすることを忘れてはいけません。