大人ニキビの代表といえば、顎や口周りのニキビですよね。私も一時期は顎か口周りにニキビがないときはないというくらいしつこく繰り返してできてしまって、そのニキビでさらにストレスがたまっての最悪の循環で嫌になっていた経験があります。顎と口元は乾燥しやすかったり、刺激を受けやすかったりと、女性でも男性でもよく悩まされます。今日はそんな顎や口周りのニキビの原因と対処法をご説明していきます。
なんで顎や口周りなの?
乾燥しやすい
まず第一の原因として、顎やフェイスライン、口周りは乾燥しやすい部分なのです。角質層が乾燥すると、角栓が詰まり、ニキビができてしまうのです。これがまさに大人ニキビの原因です。
ホルモンバランス
顎や口周りの原因はホルモンバランスの乱れであることが多いです。ストレスや肉体的な疲れ、寝不足などによって顎や口元にニキビができてしまったという経験がある人も多いと思います(>>ストレスによるニキビの改善法はこちら)。特に女性の場合は、生理前のホルモンバランスの変化によってよくニキビができてしまいます。
内蔵の不調
口周りのニキビはよく胃腸などの内臓の調子が悪いとできるとされています。そのため、胃腸薬を飲んだらニキビが治ったということもあります。暴飲暴食したり、飲みすぎはもちろんよくありませんが、辛いものを食べ過ぎたり、寝る直前に物を食べたりして、胃や腸に負担をかけないようにしましょう。また、便秘も腸の不調なので改善してあげる必要があります。(>>胃腸の不調によるニキビの改善法はこちら)
刺激や汚れ
口元や顎は刺激を受けやすかったり、汚れやすかったりします。私も口周りに黄ニキビができるとついつい嫌で潰していました。しかし、それはNGで、触ったりせず、男性の場合は髭剃りのときにも注意が必要になります。また、口元は汚れやすく、食べ物やファンデーション、歯磨き粉などの汚れがついてしまいやすく、その油分でアクネ菌が繁殖してしまったり、毛穴が詰まってしまったりする恐れがあります。口周りは常に清潔にしておくことも重要です。
治し方
スキンケアは保湿が基本になります。乾燥を防ぐためのヒアルロン酸やセラミドが配合された化粧品を使って肌のバリア機能を高めてあげることが大切です。
口周りのニキビがしつこいという場合には、食生活も気にしてあげましょう。ビタミン類、ミネラルをバランス良くとり、口元を清潔に保っておくことが大切です。
ニキビ以外の可能性も
また、口周りによくできてしまうデキものに、ウイルスが原因の口唇ヘルペスがあります。このヘルペスは赤く腫れたり、水ぶくれになったりして、ヒリヒリと痛みがあるのが特徴です。このウイルスはニキビと間違えてしまうケースもありますが、感染や再発の可能性もあるので、この場合は皮膚科を受診しましょう。
まとめ
以上が顎と口周りにできるニキビの原因と対処方法になります。大人ニキビを治すには、保湿ケアと生活習慣の見直しが大切で、さらに口元のニキビには、口元を清潔にする、刺激を与えないということがキーポイントとなります。