顎ニキビができてしまったとき、化膿ニキビを潰してしまってかさぶたになってしまったという経験はないでしょうか。そんなとき、剥がしてしまっても大丈夫なのか、かさぶたを早く治すにはどうすればよいかについてご紹介していきます。
かさぶたは剥がすべき?
化膿ニキビが潰れると半透明な黄色いかさぶたができてしまったり、時には血が出てきて赤黒いかさぶたができてしまったりします。かさぶたはついつい癖で剥がしたくなってしまいますが、極力剥がさないようにしてください。そもそもかさぶたというのは血小板が固まって傷口を保護して菌などから守ってくれている状態です。無理やりはがしてしまうと、治りが遅くなってしまうだけでなく、ニキビ跡として残ってしまう可能性が高いので、剥がさずにそのままにしておきましょう。
かさぶたができるということは今皮膚の傷を治している最中ということです。かさぶたの下に新しい皮膚ができてくるとかさぶたは自然と剥がれてくるものなので自然に剥がれるのを待ちましょう。
顎ニキビのかさぶたを早く治すには?
結局顎ニキビのかさぶたは自然に剥がれるのを待つのが一番ということですが、早く治すには新陳代謝を高めて傷の治りを早くする、絆創膏を使うなどが有効になります。
自然治癒力を高める
これは顎ニキビに限ったことではありませんが、傷を早く治すには新陳代謝を促進させたりすることによって自然治癒力を高める必要があります。皮膚の再生に大切な亜鉛、アミノ酸、ビタミンA、ビタミンB群、ビタミンCなどの栄養分を摂取する、十分な睡眠をとるといったことが効果があります。
絆創膏を使う
顔に絆創膏を貼るのはなかなか難しいかもしれませんが出血してしまった場合などは絆創膏を使うことで早く治すことができる場合もあります。インターネットの口コミなどを見ていると「キズパワーパッド」を使うことできれいに早く治ったという事例が多いようです。ただし、キズパワーパッドの使用上の注意として、「膿をもっていたり」、「にきび、湿疹、皮膚炎などの症状」には使用しないでくださいと書いてあので、あくまでも膿のない傷と同等に扱うことができる場合に使用するようにしましょう。
まとめ
化膿ニキビを潰したり、かさぶたを剥がしたりしてしまうと治りが遅くなり、跡になってしまうことがあります。患部を触らないようにする、色素沈着にならないようにビタミンCを摂るなども大切ですが、くり返し出来るニキビのできにくい肌質へ変えていくための日頃のスキンケアを怠らないようにしましょう。