顔にできてしまうニキビは、人によってできてしまう部位が色々あります。その中でも、鼻と顎にニキビができてしまうというケースも少なくありません。もともと鼻ニキビは10代の思春期にできやすいとされていますが、大人ニキビでできることもあります。今日は、そんな鼻と顎にできてしまうニキビについてお話しします。
鼻にニキビができる原因は?
鼻は皮脂量が多い
鼻は顔の中でもTゾーンと呼ばれる部位で、おでこなどのように皮脂の分泌量が多い部分になります。つまり、皮脂などをエサとするアクネ菌にとっては最高の住み場所となり、ニキビができて、さらに赤く炎症を起こしてしまいやすくなります。
また、皮脂の分泌が過剰になってしまう原因としては、寝不足やストレスなどによってホルモンバランスが崩れてしまうことが考えられます。これは顎ニキビにもいえることで、大人ニキビはホルモンバランスと大きく関わっていることがあります。また、鼻の下にできるニキビは、内蔵の疲れなどの可能性もあります。
紫外線の影響を受けやすい
鼻は顔の中でも、高い位置にあるので、紫外線の影響を一番受けます。日焼けしたとき、鼻だけ赤くなってしまったという経験はないでしょうか。紫外線は肌にとって刺激になり、肌のバリア機能を低下させてしまうため、ニキビができてしまいます。特に紫外線の強い季節には要注意です。
毛穴の詰まり
鼻は他の部位と比べて毛穴が深いとされています。そのため、毛穴が詰まりやすく、ファンデーションなどの影響も受けやすいのです。皮脂が酸化してしまうといわゆる鼻の黒ずみやいちご鼻といわれる原因となってしまいます。
鼻と顎のニキビの治し方
鼻とあごのニキビを改善するためには、触ったりせず、保湿をするということが第一です。鼻ニキビは無意識に触ってしまうことがありますが、刺激を与えたり、雑菌が入ることで、赤ニキビや黄ニキビへと悪化してしまいやすくなります。できるだけ白ニキビの段階で治すことが大切です。そして、乾燥すると角栓で毛穴が詰まってしまうため、保湿ケアをすることが大切です。
どうしても、鼻がオイリーになってしまうという場合には、鼻などのTゾーンだけ洗浄力の強い固形石鹸で洗い、乾燥しやすい顎やフェイスラインは皮脂を落としすぎないマイルドな洗顔料を使うといいでしょう。※ただし、毛穴の汚れをとるためにゴシゴシと強く洗ってしまうと刺激になってしまうのでNGです。
また、外出する際は紫外線対策をすることも忘れてはいけません。
まとめ
このように、鼻と顎のニキビは、触らないことと保湿をしてあげることが大切です。また、ニキビを根本的に治すためには、生活習慣を見直してホルモンバランスを整えてあげましょう。