顎ニキビなど大人ニキビにとって乾燥はNGです。肌を保湿するためのスキンケアは色々ありますが、その中でもセラミドによる保湿ケアはとても有効で、乾燥肌にとってはぜひ取り入れたい成分でもあります。そこで、セラミドの効果と選び方などをご紹介していきます。
セラミドの役割
セラミドは細胞どうしをつなぎ合わせる役割があり、このセラミドは肌のターンオーバーのときにつくられますが、寝不足や年齢などが原因でターンオーバーが遅れるとこのセラミドの量は減ってしまいます。
このセラミドが減ってしまうと、肌の水分を守ったり、外部からの刺激から守ることができなっくなってしまいます。つまり、肌のバリア機能が低下し、乾燥肌になるので結果として、あごやフェイスラインにニキビができてしまうのです。顎やフェイスラインは顔の中でも水分量が低下しやすい部分なのです。
肌を保湿するには
肌のうるおいを保つ役割があるヒアルロン酸やセラミド、コラーゲンは年齢とともに減ってきてしまいます。中でもセラミドは15歳から20歳をピークに減っていってしまいます。
乾燥肌を改善し、肌を保湿するためには、一昔前までは、肌の水分が飛んでいかないように油分でフタをするという考え方でしたが、実はこの考え方は古く、保湿するにはセラミドやヒアルロン酸などの保湿成分が含まれた乳液やクリームを使うことが有効とされているのです。
セラミドの選び方
セラミドは口から?肌から直接?
セラミドはドリンクやサプリメントとしてもよく売られています。ただ、セラミドは経口摂取しても腸で分解されてしまうので、肌までは効果が届かないと言われてきました。
しかし最近の研究では米セラミドなどの植物性セラミドによって、肌の保湿性が上がったというデータもあり、一概には否定できません。
化粧品を選ぶときは
セラミドといっても種類はいくつかあります。ヒト型セラミドや植物性セラミド、天然セラミド、合成セラミドがありますが、選ぶときはヒト型のもので、セラミド1、セラミド2、セラミド3、セラミド10、などのように数字が書いてあるものを選ぶようにしましょう。基本は美容液やクリームに入っていますが、シートマスクを使ってみるのもいいでしょう。
本物のセラミドが含まれている化粧品は比較的お値段が高くなってしまう傾向にありますが、乾燥対策には非常にいい成分なので、使ってみる価値はあります。
まとめ
顎やフェイスラインにニキビが繰り返しできてしまうという人は、セラミドが不足していて乾燥しやすいという傾向があります。ニキビケアの化粧品を選ぶときはセラミドやヒアルロン酸配合のものを使うことが有効です。
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