顎ニキビは普段から正しい生活習慣やスキンケアを行い、できないように防ぐことが大切ですが、それでもできてしまったらどうすればいいのか?放置したらどうなるのか?については気になる人も多いと思います。実際、ニキビの症状によって対処の仕方が違うので注意が必要です。
顎ニキビは放置したらどうなる?
初期段階のニキビ
顎やフェイスラインのニキビは初期段階としては白ニキビや黒ニキビとして出てきます。この場合放置しておけば自然治癒で治る場合もあります。ただし、この場合は食生活やスキンケアが正しく行われていることが前提です。正しく行われていないと赤ニキビに悪化してしまう可能性があります。
また、放置していれば自然に治るといっても、発表会や写真撮影があるなど、すぐにでもニキビを治したいということもあるでしょう。そんなときは放置せずに、潰すことも一つの選択肢としてあります。ただし、これには注意が必要で、正しいやり方でやる、もしくは、皮膚科で毛穴に詰まった皮脂を取り出してもらう必要があります。
悪化したニキビ
初期段階のニキビから炎症、悪化が進むと赤ニキビになり、さらに化膿すると黄ニキビになってしまいます。
赤ニキビは炎症している状態になるので、触れることは厳禁です。放置しておくと黄色ニキビとなってしまいます。赤ニキビも同様に正しいスキンケアによって悪化を防ぐことができますが、初期段階のニキビと違うところは、潰すのはNGというところです。
そして、黄ニキビになってしまった場合、放置しておくと膿が排出されるか、中でゆっくりと時間をかけて吸収されていきます。この黄ニキビも赤ニキビと同様、触らないようにしましょう。色素沈着や凸凹のニキビ跡として残ってしまう恐れがあります。
早めに治したい場合は皮膚科での治療や薬を処方してもらうこともできます。抗菌や抗炎症などの薬が使われますが、薬にはメリットとデメリットがあるので最初に理解しておく必要があります。
まとめ
できてしまった顎ニキビを下手に触らないという意味での「放置」はニキビを悪化してニキビ痕にしないための有効な手段ということになりますが、根本的な原因を「放置」してしまうと、たとえ薬などで治ったとしてもまたすぐに繰り返ししつこく顎やフェイスライン、口周りなどにポツポツとできてしまう結果となります。
また、肌が荒れてしまってもただ放置するのでなく、毛穴の詰まりを除去してくれる洗顔、保湿をしてくれる化粧水を使うことが重要となってきます。