顎や口周りなどにニキビができてしまってついつい癖で潰してしまったり、なかの白い角栓(コメド)を押し出してしまったりした経験がある人も多いと思います。その中でニキビの匂いが臭いということが気になってしまったという人もいるようです。もちろんニキビが臭いというのには必ず理由があります。ここではその匂いの原因と注意点について少し触れていきたいと思います。
ニキビのにおいの正体とは?
背中にできたニキビなどは汗によって雑菌が繁殖してしまうことによってにおいが発生するというケースがありますが、皮脂腺が少ない顎などの場合は理由が異なります。
ニキビの芯
顎にニキビができるとき、最初は白ニキビとして現れます。これは皮脂や古い角質が毛穴に詰まってしまうことによって発生します。つまりニキビの臭いにおいは毛穴に詰まった 皮脂などの老廃物である可能性が考えられます。これは、皮脂の分泌量が多い人は特ににおいが強くなる場合があり、日頃から脂っこいものを食べ過ぎない、また皮脂がつまらないような生活習慣やスキンケア、ファンデーションを意識していく必要があります。
ニキビの膿
ニキビが悪化し炎症が進行すると化膿して黄ニキビとなり、白っぽい膿が溜まった状態となります。この膿はいわば人間の血液中の 好中球とアクネ菌の残骸のようなものです。この膿がニキビの臭いの原因である可能性もあります。注意点としてこの状態のニキビは白ニキビとは違い、我流で潰してしまうとニキビ跡になってしまう危険性があるので気をつけましょう。
まとめ
以上のように顎のニキビが臭いというときはニキビの芯や膿が原因として考えられるのです。これらの状態はいずれもよくない状態です。肌が荒れるときには必ず原因があります。まずは吹き出物ができる原因を考え、適切なケアをしていくようにしましょう。