ニキビの薬

顎ニキビはダラシンで治る?副作用の可能性も

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dara

 

顎ニキビが繰り返しできてしまうとき、皮膚科に行くと処方される薬の一つとして「ダラシンTゲル」があります。今回はそのダラシンのあごニキビへの働きと、副作用のリスクについてご紹介していきます。

ダラシンの働き

ダラアシンはリンコマイシン系の抗生物質で、細菌の蛋白質合成を邪魔することで、アクネ菌や黄色ブドウ球菌を殺菌してくれます。なので、ダラシンは基本的に化膿性炎症の赤ニキビなどの症状に処方されます。状況によって内服薬のミノマイシンや毛穴のつまりを解消するディフェリンゲルなどと併用することもあります。

 

ゲルであるダラシンTゲル1%やローションタイプのダラシンTローションがあり、肌質によって使い分けられます。比較的ベタつきの少ない塗り薬です。

 

内服薬と比べると効果が出るのが早い場合が多く、1週間以内に効果が出ることもあり、1ヶ月経っても効果を感じない場合は、通常使用を中止します。抗生物質ですので、すでに耐性菌を持っている場合は効き目がないのです。

ダラシンの副作用

ダラシンの副作用は比較的に少ない方ですが、副作用として、かゆみ・赤みが増す・ヒリヒリするなどの症状があるので、肌に合わないと感じたら皮膚科や薬剤師に相談するようにしましょう。

ダラシンの使用法

ダラシンの使用のタイミングとしては、洗顔後です。1日2回顎の患部だけに塗るようにしましょう。この時、余分な量を塗らないことと、顔全体に使用しないように注意しましょう。また、抗生物質なので、長い期間使用することは良くありません。

 

妊娠授乳中の方や、アレルギー体質の方は医師に相談するようにしましょう。

まとめ

ダラシンなどの抗生物質は短期間で使うと、ニキビ跡になってしまうのを防ぐことができたりとメリットがありますが、長く使うと耐性菌をもったり、副作用がでるというデメリットもあります。薬を使っても、白ニキビなど初期段階の新しいニキビがまた出てきてしまうので、洗顔などのセルフケアで、繰り返す顎やフェイスラインのニキビを本質的に改善していくことが大切です。

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