ニキビの東洋医学的な改善法として「ツボ」があります。体の一部を押しただけで体質が改善されるというのも不思議な感じがしますが、ツボを押すことで、ホルモンバランスを整えてくれたり、ストレス解消、血行促進、腸の不調を改善するなどの効果があるため、顎ニキビなどの大人ニキビにもいいのです。今回はそんな顎ニキビに効くツボをご紹介します。
顎ニキビに効くツボ
合谷(ごうこく)
合谷(ごうこく)は手の人差し指と親指の骨の付け根の部分のツボです。この合谷は万能のツボと言われ、顎ニキビやニキビ跡だけでなく、肩こり、便秘、歯痛、生理痛など様々な効果を発揮するすごいツボです。ニキビに効くツボとして鍼灸の資格を持っていて今有名YouTuberのマスオさんも紹介していました。
●押し方
この部分を親指と人差し指で挟み込むようにしておさえ、骨の下に親指をもぐりこませるようにして3~5秒間ゆっくりと押します。そして1秒くらい休んでまた3~5秒間押します。このセットを3セットから5セットくらい繰り返します。押す力は強すぎないように注意しましょう。
合谷の探し方についてはこちらを参照して下さい。↓↓↓
ツボの世界は複雑ですが、これなら素人でも移動中などに簡単に行うことができるツボなのでぜひ覚えておきましょう。
※ただし、妊娠初期の方などは控えるようにしましょう。
内分泌
内分泌は耳の穴の下にあるツボでホルモンバランスの乱れを改善してくれるので、生理前などに繰り返しできてしまう顎ニキビにはぴったりのツボです。他にも、新陳代謝の促進や便秘にも効果があるので、便秘が原因の顎ニキビにも効果が期待できます。
●押し方
耳の裏側に親指が来るようにして親指と人差し指で耳を挟むようにしてツボを押します。1分間くらいモンだり、耳を色んな方向に引っ張ったりして内分泌を刺激しましょう。食事の数十分前やお風呂上りにやることをオススメします。
曲池(きょくち)
曲池(きょくち)は、肘を曲げたときにできるシワの親指側の端っこあたりのツボで、これも顎ニキビやニキビ跡に効果があるツボで、便秘や冷え、疲れ目などにも効果があります。
●押し方
この部分に骨のくぼみがあるので、そこを5秒間くらいゆっくりと親指で押します。これも3セットから5セットで十分です。結構痛みを感じる場合もありますが、強くやりすぎず、痛気持ちいいくらいの力加減で行いましょう。
神門(しんもん)
神門(しんもん)は耳にもありますが、今回ご紹介するものは手首のシワの上にあります。小指のスジと手首のシワが交差する場所からちょっと親指側にある少しくぼんだ部分にあるツボです。この神門は精神をコントロールしてくれるツボで、ストレスによる顎ニキビに効果があります。
●押し方
この部分を親指または人差し指で痛気持ちいいくらいの強さでゆっくり押します。左手首がおわったら右手首もやりましょう。日常生活の中でも、何かイライラしたりストレスがたまったときにはこのツボを押すようにしましょう。
まとめ
以上が顎ニキビをツボで改善する方法でした。今回はツボの場所がわかりやすく、簡単にできるものをピックアップしましたが、他にも良いツボはここでは書ききれないほどあります。薬みたいにすぐに目に見える結果がでるものではありませんが、スキンケアにプラスして取り入れて、ニキビのできにくい体質に変えていってみてはいかがでしょうか。