ヨーグルトは腸内環境を良くしてくれたり、ヨーグルトパックとして使われたりと、一般的には顎ニキビを改善してくれ、美肌の効果があるとされています。ただ、ちまたでは乳製品がニキビを悪化させるという情報もありますよね。そこで、今回はヨーグルトの効果は実際のところどうなのか?という疑問を解決していきたいと思います。
ヨーグルトの効果とは
ヨーグルトの効果といえば、腸内環境を整えてくれるというイメージが強いですが、顎ニキビにとっていい効果はそれだけではありません。
便秘の改善
便秘は顎ニキビの原因となることが知られていますが、ヨーグルトは乳酸菌を含むため、腸内の善玉菌を増やし、便秘を解消してくれる効果があります。
ストレス解消効果
もちろんストレスもニキビの大敵です。ヨーグルトにはカルシウムが含まれているため、自律神経の乱れを整え、緊張状態を和らげてくれます。また、メラトニンという睡眠物質を含んでいるので、快眠の効果もある点が嬉しいところです。
顎ニキビにいい栄養素も
その他にもヨーグルトには、ホルモンバランスを整えてくれるタンパク質、ニキビや肌荒れの改善に必要なビタミンAやビタミンB2なども含まれているので、顎ニキビには効果的です。
ヨーグルトでニキビが悪化?
ヨーグルトが顎ニキビにいい理由はいくつかありますが、ヨーグルトで逆にニキビが悪化するという情報もあります。これは本当で、牛乳などと同じように、乳製品はホルモンバランスの関係で皮脂量を増やしてしまったり、皮脂腺が活発になることがあります。日本人の中には、これらの乳製品のタンパク質をうまく消化できないという人は多く、体質的に合わないという場合もあります。もしニキビが悪化するようだったら控えるようにしましょう。
ヨーグルトのオススメの食べ方
乳酸菌はたしかに、腸にいいですが、実は生きたまま乳酸菌は届けることが難しく、ほとんどは胃の段階で死滅してしまいます。なので、できるだけ『生きた乳酸菌』という表記があるものを選ぶようにしましょう。また、それを毎日継続していくことが大切です。
ヨーグルト単体でもいいのですが、より効果をアップさせるためにお好みに合わせてアレンジしていくのもおすすめです。
例えば、
- カルシウムの働きをサポートするためにきな粉やゴマを加えて食べる
- 塩を加えて乳酸菌の働きをサポート(ただし塩分の摂りすぎはNGです。)
- ハチミツ+生姜で冷え性対策
- 納豆と一緒に食べて菌の相乗効果
- 胃腸にいいバナナやアロエのヨーグルト
- 豆乳を混ぜてTGGヨーグルト(豆乳グルグルヨーグルト)
などで、効率よくヨーグルトを取り入れていくといいでしょう。
まとめ
以上がヨーグルトの効果となります。たしかにヨーグルトが顎ニキビにいいとされる根拠はありますが、日本人の体質的に乳製品が合わないという人もいます。乳製品を避けるようにしてからニキビが良くなってきたというパターンもあります。まずは自分に合っているかどうか判断してから日常に取り入れていきましょう。