大人ニキビにはホルモンバランスの乱れなど内側の原因とニキビに刺激を与えてしまうなど外側の原因がありますが、顎やフェイスラインなどニキビがなぜか同じところに繰り返しでてきてしまうという場合は布団や枕が原因になっている可能性も否定できません。もしかしたらあなたの寝具も菌やダニ、カビなどで不衛生になっているかもしれません。
布団カバーや枕カバーを清潔に保つ方法
シーツや枕カバーは思っている以上に不衛生になっているかもしれません。汗や皮脂だけでなく、顔についた美容液がついてしまったり、カビやダニなどが付着しているケースもよくあります。正しいスキンケアで肌を清潔に保つだけでなく、 寝具やタオルなど肌に直接触れるものは清潔にしておくことが望ましいのです。
枕カバー、シーツを清潔に保つ
枕カバーやシーツを清潔に保つには定期的に洗濯することがベストですが、なかなか毎日交換するのは難しいですよね。そのような場合はタオルをかぶせて使うとこまめに交換でき、清潔に保つことができます。
ただし顎や頬など顔のあたる部分の素材が肌に合っていない場合はかゆみなどが発生してしまうことがあるので自分の肌にあった素材のものを使用しましょう。
布団にダニや菌を発生させない
布団も同様に毎日干すのは難しいですが、紫外線や掃除機などを利用してうまくダニや菌の繁殖を抑えることが重要です。最近では布団専用クリーナーが話題になっていますが、そのような商品の強い吸引力やUV殺菌を使うことでダニやカビなどの微生物であるハウスダストを除去するのも有効です。
また、ふとんクリーナーがなくても、日光消毒はとても有効です。微生物の専門家によると、布団を晴れている日に表面も裏面も太陽の光が当たるように返しながら干し、その後に掃除機をかけるとダニがとれやすくなるということです。
※ただし雨上がりなど湿度が高いときは避け、布団たたきはダニの死骸やフンを潰してしまい顎ニキビには逆効果となるので注意しましょう。また、梅雨などでなかなか干せない場合は除菌スプレーを活用するのもいいでしょう。
まとめ
以上のように正しくスキンケアをしているのに顎やフェイスラインの同じところにニキビが出てきてしまうという場合は肌に直接あたる枕や布団といった寝具に原因があるかもしれません。定期的に洗濯や紫外線で清潔に保つようにこころがけましょう。