大人ニキビは何らかの原因で角質が厚くなったり、皮脂が毛穴に詰まったりすることによって繰り返しできてしまいます。主な原因としてはホルモンバランスの乱れや肌の乾燥などが考えられますが、もしかするとその顎やフェイスライン、首のニキビはアレルギーが原因かもしれません。
アレルギーというとじんましんやかゆみなどのイメージがありますが、実はニキビとして現れることもあります。ニキビケアをしているのになかなか顎のニキビが治らないというときはもしかしたらアレルギーによるものかもしれません。
アレルギー
アレルギーには皮膚に現れる症状、呼吸器に現れる症状、消化器に現れる症状、粘膜に現れる症状などがありますが、皮膚の炎症をともなうものをアトピー性皮膚炎といったりします。
刺激が強い化粧品を使うとかぶれてしまうといった敏感肌の人はこのアトピー性皮膚炎である可能性があります。
アレルギーの原因は?
よくあるアレルギーの原因は食品です。卵、牛乳、ピーナッツ、カキ、そば、などなど多岐にわたります。また、アレルギーには原因の食べ物を食べた直後に症状が出る即時型や食べ物を食べてから時間をおいてから症状が現れる遅発型(遅延型)などがあり、後者の場合はアレルギーに気ずきにくい傾向にあるようです。
外部からの刺激の原因としては、金属アレルギーや化学繊維アレルギーなどの身につけるものやダニや花粉、ハウスダストなどが考えられます。
アレルギーが原因の顎ニキビの対処法
保湿を意識する
アレルギーのある肌は乾燥してしまっていることがよくあります。保湿成分が配合されていて、できるだけ無添加の化粧品を使って保湿を心がけるようにしましょう。
皮膚科に相談してアレルゲンを知る
自分にはアレルギーがないと思っている人でも実は季節の変化や体調が良くないときに現れてしまうことがあります。自宅で検査ができるアレルギー検査キットなどもいいですが、一度皮膚科・アレルギー科で採血などしてもらってアレルギー検査をしてもらうことをおすすめします。
赤く腫れたような顎ニキビができてしまって、検査してもらうとアレルギーを発症していたというケースもあります。
アレルギーによる顎のニキビの治療としては抗生物質や赤みを抑えるためにステロイド配合の軟膏などが処方されることがあります。
まとめ
以上がアレルギーが原因による顎やフェイスライン、首のニキビの対処法でした。季節の変わり目やストレス、体調不良によって急にニキビが増えてしまった、できているニキビが赤くなったという場合はもしかしたらアレルギーによる肌荒れかもしれません。自覚症状があらわれたときは、自己判断ではなく病院の医師に相談するようにしましょう。